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好景気のベトナムのフィットネス産業 ベトナム

2016年11月21日(月)11:50

この11月に、ベトナム・フィットネスモデルコンテストが始まりました。これは国民の間で、特にフィットネスファンを増やすために、フィットネスモデルを見いだすための初となる全国規模のイベントです。同様の目的で、フィットネス産業への人々の注目を集めるために近年、多くのゲームショー等、様々なイベントが企画・運営されています。経済発展に伴う中産階級の増加が、とりわけ都市部において健康やフィットネスサービスのニーズにおける関心を高めているのです。
 
過去10年間にわたり、日々の習慣としてジムに通う人々の数は増加しています。これまでは完全に男性中心でしたが、より元気に、丈夫でいられるように、男性・女性の両方が健康に気をつけて食事を取り、スポーツをする傾向があります。それゆえフィットネス産業は、複数名で行うパブリック・トレーニングや個々のためのパーソナル・トレーニングサービス、あるいはアプリ(*)やウェアラブルといったそれらを支えるサービスの開発といった、有望な将来が見込まれています。Statista社によると、アプリやウェアラブルからの収入は、2016年には53百万ドルを記録し、2021年には123百万ドルに達し、ベトナムにおけるフィットネス市場の年間の成長率は18.2%とのことです。
 
民営のフィットネスムは広範囲に展開しているにもかかわらず、「California Fitness」、「 Elite Fitness」「 Getfit」、「 FIT house」などの最高品質を提供するフィットネスジムの密度は、タイやシンガポールと比べると依然として低いです。Cimigo社の発表によれば、ジムの会員数増加や国民の所得増加に伴い、このセグメントでの競争はこれからも激化し、特に海外の投資家からより多くの投資を呼び込んでいくものと思われます。実に多くのブランドが投資先として魅力的であり、例えばMizuho Asia partner社はCalifornia Fitnessへ10%出資金を拠出しています。またFirst Asian UFC Gymは最近、ホーチミン市で店舗を開業しています。
 
それでもなお、Q&Me ベトナム・マーケット・リサーチ社が2015年に行った調査によると、この3ヶ月間で新たにフィットネスジム会員となった半数以上が退会しているとのことで、お客の心をつかむという大きな課題はしばらく続いていきます。
 
好景気のベトナムのフィットネス産業
主要企業の一つで、ベトナムに近代的なフィットネスセンター22店舗を有する
California Fitness and Yoga Centerが入っている建物

 
(*)本記事で使用している“アプリ”は、カロリー計測器、栄養摂取記録帳や、活力・運動達成状況を検知・記録・分析のためのアプリといった、フィットネスや栄養摂取アプリを指しています。
 
 
HIDA・AOTSベトナム同窓会報告
 
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