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チチェン・イッツァ、世界で一番有名な古代マヤ文明の都市 メキシコ

2017年3月15日(水)11:40

メキシコのユカタン半島に位置するチチェン・イッツァは、世界で最も有名な古代マヤ文明の都市です。年間100万人以上と、メキシコ国内で最も多くの旅行者が訪れる考古学的遺跡です。
 
「チチェン・イッツァ」はマヤ語で、「チチェン」には「井戸の口」、「イッツァ」には「水の魔術師」という意味があります。この遺跡は1988年にユネスコの世界遺産に登録され、また、2007年には民間企業であるニューワールドコーポレーション主催の国際的な投票により、世界7不思議の一つに選ばれました。
 
チチェン・イッツァの神殿としても知られるマヤの最高神ククルカンのピラミッドは、12世紀に建造されたもので、高さは24メートルにおよびます。
 
このピラミッドについて2015年、UNAM(メキシコ国立自治大学)の研究チームとINAH(メキシコ国立人類学歴史学研究所)の考古学者が共同で、「三次元比抵抗トモグラフィ」と呼ばれる方法で調査を行いました。この方法は、地下に電流を流し、その変化を調べることで内部の構造を調べるというものです。ピラミッドに平面電極を配置して三次元断層撮影をしたところ、ピラミッドの下のセノーテ(石灰岩の地盤が自然陥没して形成された泉)および、ピラミッド内部にある第三の建造物の存在が明らかになりました。
 
もともとククルカンのピラミッドはロシアのマトリョーシカ人形のような入れ子構造になっており、内部に第二のピラミッドが存在することは知られていましたが、このたび第三の構造物の存在も確認されました。この第三の建造物は西暦550年から800年に造られたもので、巨大なマヤ文明の遺跡チチェン・イッツァの中でも最古の建造物であり、この地に最初に定住していたマヤ人の手によって築かれたものと考えられています。その大きさは、土台部分が30メートル四方、高さが10メートルです。
 
最新鋭の科学を用いた調査方法により、古代マヤ人の情報が明らかになりつつあります。
 
チチェン・イッツァ、世界で一番有名な古代マヤ文明の都市チチェン・イッツァ、世界で一番有名な古代マヤ文明の都市

HIDA・AOTSメキシコシティ同窓会報告  


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